『スター・ウォーズ』シリーズに登場するハン・ソロの、知られざる過去を描くアナザー・ストーリーとなる映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。その続編のドラマシリーズが制作されるとウワサされていたが、やはりその可能性は今のところないことが明らかになった。
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は、ハン・ソロのスピンオフ映画で、レイアやルークと出会う前の若き日のハン・ソロの姿を描いた作品。ファンたちからは高評価であったものの、興行収入は予想をはるかに下回ったことから、『スター・ウォーズ』の映画作品の中では一番コケた作品と言われてしまった。
そんなハン・ソロだが、ファンたちは続編を願い、「#MakeSolo2Happen(ハン・ソロ2を実現させよう)」というハッシュタグを作るほどであり、その願いが届いたのか、先日、続編シリーズが制作に入り、ディズニー・プラスにて配信予定と報じられ、ファンたちは大盛り上がりとなった。
そんなファンたちの願いもむなしく、映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で監督を務めたロン・ハワードが、続編の予定はないことを改めて発表した。
ComicBookによると、「Radio Andy」のインタビューで、ロン・ハワードは、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の続編の可能性について聞かれると「今のところ続編の計画はありません。アンダーグランド的ヒットとなった、『スター・ウォーズ』作の一部分になれたことはとてもすばらしいことで、またそれは予想外でしたが、奇妙で変わった旅を歩んでいる作品ですね」と明かしたという。
今後ディズニー・プラスは、「マンダロリアン」のシーズン2の配信を控え、現在シーズン3の制作に入り、また来年からはオビ=ワン・ケノービのスピンオフシリーズの撮影を開始。また最近ではランド・カルリジアンのスピンオフのウワサも出ており、ハン・ソロもいずれ制作されることを願いたい…。