これまで数々のコメディ映画を生み出してきたコメディアンのセス・ローゲン。彼はなんとロバート・ダウニーJr.主演のアクション・アドベンチャー、『ドクター・ドリトル』の脚本を手助けしていたようだ。
セス・ローゲンは先日、ハワード・スターンの番組に出演。そこで『ドクター・ドリトル』の脚本を面白くするために手助けをしたことを認めた。「僕は『ドクター・ドリトル』映画で(脚本の書き換えを手伝う)仕事をしたよ。壮大なスケールで見れば楽な立場だった」とコメント。さらに「純粋に物事をより良くしたい」ということや「スタジオのサポートに感謝し、協力したい」と思っていたと心境を明かした。
セス・ローゲンはこれまで『スモーキング・ハイ』ではマリファナでハイになった2人組を描いたり、『スーパー・バッド』では童貞卒業のため奮闘する3人組を描いたりと、下ネタやブラックジョーク満載な作品をこれまで輩出してきており、大人向けのコメディ作品が多い。そのため、今回のファミリー向け映画の手助けをしたというニュースは映画ファンにとっては予想外であった。
そんなセスの最新作『American Pickle(原題)』は、ブルックリンのヒップスターと復活したピクルス作りの祖先の物語。8月にはHBO Maxで公開される予定だ。
『ドクター・ドリトル』は日本で6月19日から公開された。アカデミー賞受賞歴を持つスティーヴン・ギャガン監督がメガホンをとり、動物役のボイスキャストには、アカデミー賞受賞経験を持つエマ・トンプソン、ラミ・マレック、オクタヴィア・スペンサー、マリオン・コティヤールら超豪華俳優陣が名を連ねるほか、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート役で知られるレイフ・ファインズに、世界中のティーンから絶大な人気を誇る歌手セレーナ・ゴメス、さらにマーベル映画で、ロバート・ダウニーJr.と共演したトム・ホランドなど、個性豊かな顔ぶれが集結している。