米人気司会者エレン・デジェネレスの冠番組「エレンの部屋(原題:The Ellen Degeneres Show)」。ここ数か月、この番組や司会者エレンに対し多くの悪評が続いており、番組終了のウワサもされているが、プロデューサーがこれに対しコメントをした。
「エレンの部屋」は、司会者エレン・デジェネレスが務める大人気番組で、2003年から約17年間も放送され続けている。ところが今年の4月に「エレンの部屋」のスタッフ数人より「仕事の状況を明確に教えてくれない」や「給料が支払われていない」などといった批判が相次いだ。さらに、エレンの態度の“悪さ”を告白する人まで現れたのだ。これにより視聴率が低迷し、「エレンの部屋」が打ち切りになるのではとも予想されている。
そんな中、同番組の総合プロデューサーであるアンディー・ラスナーに対しファンが「もしこの告発のせいで『エレン』が打ち切りになったら・・・あなたに早く仕事が見つかるといいな」と書き、これにアンディーがリプライ。アンディーは「何も打ち切りになんてならない」と、打ち切りを否定した。これが正式なものなのか、彼の希望であるのか詳細はわかっていないが、アンディー自身は番組を終了させるつもりはないようだ。
よく番組にも登場するプロデューサーのアンディー
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さらに関係者はET誌に対し、同番組のスタッフは9月にスタジオに戻り新しいエピソードを収録する予定だと明かした。現在この番組は新型コロナウィルスの影響により、エレンが自宅で収録したものを放送している。
『エレンの部屋』で働いていた元従業員10人と現職員1人は先日、同番組の仕事環境が劣悪であるといった告発をした。これを受け、放送しているワーナー・メディアは第三者の会社を交え社内調査を行うことがわかった。告発をした元&現従業員は、プロデューサーのエド・グラヴィン、マリー・コネリー、そしてカメラの前にもたびたび現れるアンディー・ラスナーの3人から「いじめや嫌がらせを受けている」などと声をあげた。
関係者はBuzzfeedに対し「この3人の製作総指揮が番組を作り、従業員の担当もしているが、嫌がらせなどの文化も作り上げている」「彼らは『エレンの部屋』で仕事ができる人は恵まれていると思っている。だから『不満があるなら辞めればいい。他にここで働きたい人は多くいる』といった態度を取っている」という。