大人気ファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズにて、ドラコ・マルフォイの父であるルシウス・マルフォイを好演した英俳優のジェイソン・アイザックス(57)が、人生において何十年もドラッグを使用していたと告白し、注目を集めている。
ジェイソン・アイザックスは、The Big Issueのインタビューに登場。そこで、長年ドラッグをやってきたと語った。
ジェイソンは「僕はいつも中毒になりやすい性格だった。16歳ですでにお酒には飽きていて、ドラッグと長年の交際を始めようとしていた。自分が取る全ての行動の原動力は、可能な限り意識がない状態になりたいという気持ちだった」と、ドラッグにそうとう依存していたことを告白。
「自分より歪んでいて、ダークで壊れた過去から来た人なんていないと信じていた」と明かしたジェイソン。ドラッグの沼から完全に抜け出せなくなっていた彼は「クリーン(ドラッグをやめている状態)になるちょっと前に突然、“どんな知り合いがもし死んでも気にならない”って思った瞬間があった。もし知り合いが死んだら、部屋で一人でドラッグをやる言い訳になるから」と、心までもがドラッグで蝕まれていたことを告白した。
ルシウス・マルフォイ役などで大活躍
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現在のトム・フェルトンとジェイソン・アイザックス
現在は、クリーンな状態を保っているジェイソン。「そんなこと(友人が死んだらドラッグをやる言い訳になると思ったこと)は真実じゃないし、僕はそんな人じゃない。僕は愛せるし、感じるし、繋がるし、気に掛ける人だ」と、ドラッグによって我を見失っていたと語り、「ドラッグはそういった感情に向き合うためのものではない。そういった感情を引き起こす原因なんだ」と語った。