アメリカの長寿人気トーク番組「エレンの部屋」の司会者であるエレン・デジェネレス。彼女の態度の悪さを告白する人が現れ、さらにスタッフより「仕事の状況を明確に教えてくれない」や「給料が支払われていない」などといった番組に対する批判が相次ぎ、大問題へと発展しているのだが、そんな中、彼女のパートナーであるポーシャ・デ・ロッシがついに沈黙を破った。
「エレンの部屋」は、司会者エレン・デジェネレスが務める大人気番組で、2003年から約17年間も放送され続けている。ところが今年の4月からエレンの悪い態度やスタッフからの告白により、「エレンの部屋」を放送しているワーナー・メディアが、過去の従業員と現在の従業員たちに、職場で起こったことについて聞き込み調査をする事態まで起こっている。
2008年にエレンと同性婚をしたポーシャ・デ・ロッシ。彼女はついにインスタグラムを更新し、沈黙を破った。彼女は「エレンの部屋」のカラーでもあるブルーの背景に白い文字で「I Stand By Ellen(エレンを支持する)」という文字のみの画像を投稿。「すべてのファンの皆さん……私たちはあなたを見ています。ファンの皆さん、応援ありがとうございます」とコメントを綴った。
沈黙は破ったものの、多くは語らなかったポーシャ・デ・ロッシ。PageSixは、彼女の担当者にコメントを求めたが、すぐに返事はなかったようだ。
先日も、過去にジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデなどのマネージャー業を務めてきたことで知られるスクーター・ブラウンが、エレンを支持した。「人は人を攻撃するのが好きだ。人が倒れるのを見るのが好きなんだ」ツイート。「エレンは親切で思慮深く、勇気のある人間で、何が正しいかのために立ち上がった」とエレンを擁護していた。
People love to take shots at people. They love to see people fall. How quickly so many forget. @TheEllenShow is a kind, thoughtful, courageous human being who stands for what is right and highlights on her show the best of us. She has helped change the views for equality…
— Scott “Scooter” Braun (@scooterbraun) July 31, 2020
その一方で、スタンダップコメディアンで『ナイト・ミュージアム』『プーと大人になった僕』などで声優としても活躍しているブラッド・ギャレットが、エレンをタグ付けし、「彼女にひどい仕打ちを受けた人を何人も知っている」と綴った。彼は過去に「エレンの部屋」に6回出演していた。