アメリカの長寿人気トーク番組「エレンの部屋」の司会者であるエレン・デジェネレス。先日、有名コメディアンが彼女に対する批判コメントをツイートしたのだが、そのコメントを『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の女優が支持したことが話題となっている。
先週、スタンダップコメディアンで『ナイト・ミュージアム』『プーと大人になった僕』などで声優としても活躍しているブラッド・ギャレットが、ツイッターにエレンについてツイートした。
ブラッド・ギャレットはエレンをタグ付けし、「彼女にひどい仕打ちを受けた人を何人も知っている」と批判。これに対し他のユーザーは「あれは謝罪ではなかった!彼女は完全に責任をシフトして、スタッフを裏切ったわ」と綴った。
wasn’t even an apology! she shifted the blame entirely and threw her staff under the bus when it was ellen they were complaining about pic.twitter.com/LJF8oO9sYU
— 1-800 call my bluff 👻 (@handazarus) July 30, 2020
ギャレットは2004年から2007年の間に6回「エレンの部屋」に出演していたため、このツイートに注目が集まった。その後、ギャレットの批判ツイートがPeople.comで記事になったのだが、その記事に対し、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の女優であるリー・トンプソンが「これは本当の話よ」とツイート。ギャレットの批判コメントを支持するとも取れる行動を起こしたのだ。
エレンは不正行為で告発されていないが、従業員たちは、建物の中で彼女を見たら声をかけないように言われたと主張している。ある元従業員は、自殺未遂の後、1か月間の療養休暇を取った後に解雇されたと述べ、さらにある黒人女性は、彼女の昇給要求が無視された後、数々の「微細な侮辱」を受けたと語っている。
エレンはスタッフに対し、長文メッセージをスタッフメモとして共有。「みんな、エレンです。この番組の最初のミーティングで、わたしは『エレンの部屋』が幸せな場所になると皆さんに話しましたね。誰も声を上げず、誰もが敬意を持って扱われると。しかし、明らかに何かが変わってしまいました。わたしはこのことを知り、とても残念に思っています。それについて申し訳なく思っています」と謝罪している。