人気俳優のトム・ハンクスが、ディズニーの実写映画化『ピノキオ』でゼペット役を演じるため、初期の交渉に入っているという。
ゼペットは、操り人形のピノキオを作ったおじいさん。ピノキオを我が子のように愛する心優しいキャラクターで、トム自身とイメージがかなりマッチしている。
1940年に劇場公開された『ピノキオ』は、ディズニーが公開した長編アニメ映画の2作目で、『白雪姫』の3年後に公開された。ある夜、妖精によって魔法のように命を吹き込まれたピノキオは、本物の少年になるための旅に出るストーリーだ。
この映画は、最も愛されているディズニー作品の一つであり、長年にわたって様々なバージョンがある。最近では、イタリア語の実写版が制作され、さらにはオスカーを受賞したギレルモ・デル・トロ監督によるストップモーション映画化も進行中とのことだ。そのためディズニーが本作の実写映画化を進めるのに最もいい時期とは思えないかもしれないが、この映画化の話は何年も前から進んでいたという。
現在、ロバート・ゼメキスがディズニーの最新作『ピノキオ』の監督を務めることが決定している。まだキャストが確定していないが、ゼメキス監督はトム・ハンクスをゼペット役に起用しようとしているようだ。デッドラインの報道によると、トムはこの役を演じるために初期の交渉中だという。トムはゼメキス監督が共同執筆した脚本を読んだ後、役にコミットしたいという気持ちを表明したという。
もし、トムが正式に『ピノキオ』のキャストに加わることが決まれば、ふたりが一緒に仕事をするのは4回目となる。トムとゼメキス監督は『フォレスト・ガンプ/一期一会』でもタッグを組んでおり、世界中の観客の心を掴んで、見事アカデミー賞を受賞している。果たして、ふたりのタッグは再び実現するのだろうか・・・今後の報道にも注目が集まる。