歌手のレディー・ガガが、最新アルバム「クロマティカ」に収録されている楽曲「フリー・ウーマン」は、トランスジェンダーの人々に向けたものであることを明かしている。
先日放送されたアップルミュージックの新ラジオ番組「Gaga Radio」に出演したレディー・ガガは、発想から完成まで、1つの楽曲を制作する過程を公開した。
その中で楽曲「フリー・ウーマン」についてガガは、「あの曲は、私がトランスジェンダーの人々に向けて作ったものなの。自分自身があの曲を作ることで、きちんと理解したいと思ったのよ」と語っている。
【音源】Lady Gaga – Free Woman (Audio)
実際のところ、ガガ自身もこの楽曲に強い思い入れがあり、アルバムのタイトルも「フリー・ウーマン」にしようと考えていたほどだった。
ではなぜ、最終的なタイトルが「クロマティカ」 になったのか。これについてガガは、「実はまだ、『フリー・ウーマン』の方がよかったんじゃないかって思うことがあるの」と打ち明けた。すると、ゲストで出演し、ガガと共同でアルバム制作にあたった音楽家ブラッド・ポップが、「時には馬よりも荷車を優先させないといけないこともあるんだ」と、まずはアルバムの発表を最優先させなければならないこともあることを例えてさとした。なお、2人はこのアルバム制作に約2年もの月日をついやしている。
ガガにとって6枚目となるスタジオアルバム「クロマティカ」は新型コロナウイルスの影響で発売を延期されながらも、今年5月29日にようやくリリースされた。アリアナ・グランデやBLACKPINKとコラボした楽曲も話題を呼び、発売直後からビルボードTOP200チャートで1位を記録している。
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