アリアナ・グランデ(25)が、新作ミュージックビデオでバイセクシャルであることをカミングアウト? 波紋を広げる結末が、論争の引き金となった。
2月8日、アリアナ・グランデは新アルバム「thank u, next」とともに、収録曲「break up with your girlfriend, i’m bored」のミュージックビデオを解禁。直訳すれば「彼女と別れて、私、退屈なの」という意味になるタイトルで、トラックリスト公開時からすでに話題となっていた楽曲だった。
「7 rings」から引き続き、ハンナ・ラックス・デイヴィスが監督したミュージックビデオには、モデルのアリエル・ヤスミンと、俳優のチャールズ・メルトン(ドラマ「リバーデイル」など)が出演。アリアナ・グランデを含めた三角関係が描かれた。話題となっているのはラストシーン。チャールズとアリアナがキスをしそうになった瞬間、場面が切り替わり、アリエルとアリアナのキスが描かれる。
Cosmopolitanは、この結末に「衝撃」を受けたファンの反応を紹介。一部のファンは、彼女がバイセクシャルであることをカミングアウトしたのではないかと論じている。
一方で、セクシャリティという繊細な問題をプロモーションに利用したのではないかという批判も。同メディアは、「衝撃を与えるためだけに、LGBTQを利用するべきではない」「異性愛者の女性が、バイだというウワサに便乗しただけに思えて好きになれない」との声を紹介している。
また、他方にはアリエル・ヤスミン演じる女性もまたアリアナ・グランデ自身であり、このミュージックビデオやラストシーンは「恋人と別れて自分自身にフォーカスする」彼女自身のメタファーだと分析する意見も見られる。
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