アメリカの人気トーク番組「エレンの部屋」でDJを務めるスティーブンローレル“トゥウィッチ”ボスが、同番組について、ついに沈黙を破った。
「エレンの部屋」は、司会者エレン・デジェネレスが務めるトーク番組で、2003年から約17年間も放送され続けているが、今年の4月ごろから問題が次々と発覚。エレン本人から冷たい態度を取られたという告白や、従業員に給料が適切に支払われていないなどの問題が明るみとなった。「エレンの部屋」を放送しているワーナー・メディアは、過去の従業員と現在の従業員たちに、職場で起こったことについて聞き込み調査をする事態まで起こり、エレン本人はスタッフ向けに長文で謝罪した。
そんな中、DJトゥウィッチは、UsWeeklyの取材に対し「法的に、あまり多くを語ることはできません。しかし、これだけは言っておきます。愛はありました」と語った。「明らかに対処しなければならないことはいくつかあると思います。しかし、私の立場から見ても、他の数え切れない人の立場から見ても、愛はありました。私がもっと公に対処できる時期が来るまで、私はそっとしておきます」と続けた。
DJトゥウィッチのほかに、ケヴィン・ハート、スクーター・ブラウン、ケイティ・ペリーがエレンを擁護。人気コメディアンで俳優のケヴィンは「エレンのことはもう何年も知ってるし、正直に言えるのは、彼女はこの宇宙で最もかっこいい人間のうちの一人だってこと」とインスタグラムに心境を投稿していた。
しかし一方で、過去に同番組に6回ほど出演したブラッド・ギャレットがエレンをタグ付けし、「彼女にひどい仕打ちを受けた人を何人も知っている」と綴った。彼に続き、リア・トンプソン、そして番組の元DJであるトニー・オクンボワは「エレンの部屋」が有毒な職場環境だという主張を支持している。エレンは9月に同番組の収録に参加すると報道されている。彼女が番組復帰した際、一体何を語るのだろうか・・・。