人気歌手ビリー・アイリッシュ（18）が、「スマホ世代」の人々にパワフルなメッセージを送った。
ドイツテレコムの新CM
https://youtu.be/Uj-zpXspfxQ
youtu.be
ビリー・アイリッシュはドイツの通信事業会社「ドイツテレコム」の新CMに登場。彼女の楽曲「When The Party Is Over」が流れ、メロウな雰囲気の中始まるこの動画でビリーはナレーションをしている。
多くの若者がスマホに夢中になっている様子にビリーは「私たちって、スクリーンに取りつかれたただのガキ。つながりもない。今を生きていない。でしょ？だってほら、オンラインに生きる世代が本当の現実を知っているワケがない」と、大人たちが思う若者に対する典型的な先入観を皮肉に語る。
「私たちはずっとクリックしたりスワイプしたりしてるだけ。手にはスマホ、頭はうわの空」と話すビリー。しかし映像は若い女性が議員らしき大人の前で喋るシーンに変わる。これまでのスマホばかりをいじっていた若者とは違い、彼女は「世界の人口の50％以上は30歳以下です。なので決断を下すプロセスで、もっと若者を参加させるべきです」と堂々とプレゼンをしている。
オンラインではなく現実世界で戦うこの女性の映像の後、ビリーは「でも知ってる？私たちは本当に大切なものを守るためだったら、世界を変えられる」と、若者の立場からのナレーションに切り替わる。「だから今度大人たちが私たちに『スマホで何してるの』って聞いてきたら、何をしているか見せてやろう」と、力強く呼びかけた。ビリーの姿も登場する。
最後は「私たちはこの世代のため、この世代が次に何をするかのためにいる」と、かっこいいキャッチコピーとロゴで締めくくられている。
