ディズニー・チャンネルにて、今年1月からスタートした新アニメシリーズ「アウルハウス(原題:The Owl House)」の主人公が、バイセクシャルであることが明らかになった。
「アウルハウス」は、ファンタジーの世界にあこがれる14歳の少女ルースが、ある日フクロウのあとを追いかけると、魔界へ足を踏み入れてしまうことに。しかし度胸のあるルースは、魔女イーダとの出会いをキッカケに、魔女になるための修行をすることとなる。そんなルースがイーダや、魔界の元王とともに一緒に共同生活をはじめる場所が「アウルハウス」である。
この主人公ルースはドミニカ系アメリカ人で、バイセクシャルであることも明らかになったのだ。主人公がクィアであるのはディズニー・チャンネルにとって初めてのことだという。
‘The Owl House’ Features Disney’s First Bisexual Lead Character https://t.co/2VpU6uXphu pic.twitter.com/usmwsDIyXz
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) August 16, 2020
番組のクリエイターで、自身もバイセクシャルであるダナ・テラスは、ツイッターでディズニーにLGBTQ+のキャラクターを起用することを説得するために、大変な労力を費やしたことを明らかにした。
ダナは「私はクィアの子供たちをメインキャストに意図的に入れることにとてもオープンでした。私はウソが下手だから、こっそり取り入れるというのはとっても難しかったでしょう(笑)。ゴーサインが出た時、私はディズニーのある指導者からディズニー・チャンネルにいかなる形であってもバイやゲイを表現はできないと言われました」とその経緯を明かした。
さらにダナは「私はバイセクシャルで、私はバイのキャラクターを描きたいの!幸い、私の頑固さは報われ、現在のディズニーの指導者によって非常に支えられています」「表現は重要です!あなたが見たいもののために私はいつだって戦う!『アウルハウス』が続く限り、私と私のクルーたちにとって重要なことを探求するのが待ちきれません。次の章も楽しみにしています」と書きつづった。