2014年に結婚した女優のアンジェリーナ・ジョリーと俳優のブラッド・ピット。2016年には離婚を申請した2人だがすんなりとはいかず、4年経った今もドロ沼状態だ。
今週初め、アンジェリーナ・ジョリーは2人の離婚裁判を担当した裁判官に対し解任を要求した。彼がブラッド・ピットの担当弁護団と癒着関係にあったと疑われたためだ。この裁判官は、2014年に開かれた2人の結婚式に立ち会った人物でもある。
アンジェリーナは今回の訴えの中で、裁判官ジョン・W・ウーダーカーク氏がブラッドの弁護団と共に仕事をしたことにより、「判断がブラッド寄り」になっていると主張している。これに対し、まずコメントを発表したのはブラッドの弁護団だった。
米ピープル誌が入手したブラッド側の資料によると、今回のアンジェリーナの主張は彼女の「策略」の1つであり、「ジョン・W・ウーダーカーク氏は過去に何度もアンジェリーナ側と仕事をしており、今に至るまで解任を要求されたことはなかった」としている。さらに、「残念ながら、今回のアンジェリーナの戦術的な策略により、親権が確定していない子供たちが最も影響を受けることになる」と付け加えた。
アンジェリーナ側はこれに真っ向から反論。「ブラッド側の弁護団がウーダーカーク氏よりも先に介入してきたのは残念だ。今後のウーダーカーク氏の対応の邪魔になったり、何かしら影響を与えかねない。この行為こそ、手続きを先延ばしにするための戦略的行為だと言える」とコメントを出している。
この一連の騒動についてブラッド側の関係者は、「この裁判官はアンジェリーナの弁護団ともよく仕事をし、お互い良く知る仲だ。2人の結婚にも立ち会っている。今回解任を訴えたのは、アンジェリーナ側が裁判で不利な状況にあることがわかったからであり、慌てて状況を変えようとしているのだろう」と語った。
なおアンジェリーナは先日インタビューに答え、ブラッドと破局した理由について語っている。
