皇帝パルパティーンやダース・ベイダーではない何者かによって、『スター・ウォーズ』の世界が絶滅の危機に瀕する瞬間があった。それはもっと強力で予想できない人物、ヨーダだ。
2004年に出版された小説「スター・ウォーズ:ヨーダ ダークランデブー」。この本の中でドゥークー伯爵は、ヨーダをクローン戦争中の秘密会合に招待した。ここで、ドゥークー伯爵はジェダイマスターであるヨーダをダークサイドに仕向けようとしたのだ。しかしその後、予期せぬ出来事が起こる。
ドゥークーは、もしヨーダがダークサイドに転向すれば、ダース・シディウスにも勝るほどの力をつけると信じていた。そして皇帝パルパティーンの支配権を奪うべく、道を切り開こうとしていたのだ。しかし、ヨーダはドゥークー伯爵の提案に乗らなかった。
ヨーダが偉大なるジェダイとなったのは、ライトサイドに対する揺るぎない忠誠心によるものなのだ。もしヨーダがギャラクシーにとって大きな脅威となるならば、彼がダークサイドに堕ちた時だろう。
しかし、ヨーダはダークサイドがどんなに魅力的であったとしても、どこかで破滅に繋がっているということを、彼は知っているのだ。ヨーダはドゥークー伯爵が面会した際、ほんの一瞬だけ、ダークサイド側を向いたことがあった。しかしそれは、もしヨーダがダークサイドに落ちてしまった場合、誰もが想像できないほどの大きな恐怖となることを身をもって示すためだ。
ダークサイドに落ちたヨーダのパワーは、銀河を破壊するほどの強さを持っている。それを知ったドゥークー伯爵は、ヨーダをダークサイドへ引き込むことを諦めた。
もちろん、ヨーダがダークサイドに落ちるなんてありえないことだが、彼のようにパワーを持つ人物がダークサイドに落ちることはいつでもあり得ることなのだ。
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