人気ドラマ「フルハウス」のベッキー役などで知られる女優のロリ・ロックリンとファッションデザイナーのモッシモ・ジャヌッリ夫妻は今年5月、娘2人を有名大学へ不正入学させたとして有罪判決を受けている。今回E!Newsは、検察官が裁判長に対し、夫妻が合意した司法取引の条件を受け入れるよう求めているとの情報を入手した。
これが成立すれば、ロリ・ロックリンには2ヶ月間の服役、15万ドル(約1600万円)の罰金、2年間の監視付き保釈、100時間の社会奉仕活動という刑に、夫のモッシモ・ジャヌッリには5ヶ月間の服役、25万ドル(約2600万円)の罰金、2年間の監視付き保釈、250時間の社会奉仕活動という刑に服すことになる。
米連邦地検はこれまで、今回の件については夫モッシモが主導したもので、ロリは積極的に参加していたわけではなかったとして、減刑を求めていた。検察官は、「モッシモは今回の主犯とされるウィリアム・リック・シンガーに寄付金の名目で金を渡し、娘の高校のカウンセラーには娘の運動能力について優秀であると嘘の申告をするよう依頼していた」と主張している。
ロリとモッシモは、この件について現時点でコメントを出していない。
この裏口入学事件では、「デスパレートな妻たち」に出演していた女優のフェリシティ・ハフマンも逮捕されており、昨年4月に判決が言い渡されている。ロリにも同等の判決が下される予定だったが、当時は「親であれば誰でも同じことをするはず」と無罪を主張していた。
しかし今年5月、2人は電話とメールによる詐欺での共謀を認めている。
一方、フェリシティ・ハフマンは昨年10月に11日間の服役を終え、社会奉仕活動と監視付き保釈も残り半分となった。モッシモとロリは、8月21日に判決を受けることになる。
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