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『スター・ウォーズ』オビ=ワン・ケノービ、EP4の前にも「ベン」を名乗っていた! この名前が持つ重要な意味とは?

オビ=ワン・ケノービ FILMS/TV SERIES
オビ=ワン・ケノービ

『スター・ウォーズ』シリーズで欠かせないキャラクター、オビ=ワン・ケノービ。彼はエピソード4『新たなる希望』にて「ベン」という偽名を使い登場するのだが、実はこれより前にこの名前を使っているシーンがあったのだ。

オビ=ワン・ケノービはシリーズ1作目の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年)にて初めて登場。登場時はベンという名で呼ばれ、主人公ルーク・スカイウォーカーの叔父だとされていた。ベンという名前は、実はジェダイマスターだという正体を帝国軍から隠すための偽名だった。

CBR.comによると、このベンという偽名を使ったのは『新たなる希望』の中が初めてではなく、アニメシリーズ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」のシーズン4で、潜入捜査を行った際にベンという名を使用しているのだ。犯罪者モラロ・ヴァルが議長の暗殺を企んでいると知ったジェダイ・オーダーは潜入捜査を決行。そこでオビ=ワンは一度死を偽り、ラコ・ハーディーンという犯罪者に成りすます。

ラコになりきったオビ=ワンは逮捕され、潜入捜査の一環として刑務所に入れられるのだが、そこから定期的にジェダイマスターのヨーダとメイス・ウィンドゥへと極秘で連絡をする。その際に「ベン」という名を使用し、周りにオビ=ワンが生きていることを知られないようにしたのだ。「ベン」はいわゆるコードネームといったわけだ。

これを知ると、『新たなる希望』にて“ベン”とオビ=ワンが名乗っていることも「なるほど」としっくりくる。彼にとってタトゥイーンでの生活は、帝国軍に存在を気付かれずにルークの近くにいるという、“潜入捜査”のようなものだったのかもしれない。

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