1990年代後半~2000年代前半まで大人気を博したアニメ「パワーパフ・ガールズ」が実写ドラマ化されることがわかった。
Varietyによると米テレビ局CWテレビジョンネットワークは現在、実写ドラマ版「パワーパフ・ガールズ」を制作中だという。アニメ版「パワーパフ・ガールズ」は米カートゥーン ネットワークにて1998年~2005年の間放送され、ティーンを始め絶大な人気を誇った。天才科学者ユートニウム博士が、誤って余計な薬品を混ぜたことで誕生した、スーパーパワーを持った3人の幼稚園児のブロッサム、バブルス、バターカップがタウンズヴィルの街を守るスーパーヒロインとして悪と戦うというストーリーだ。原作はクレイグ・マクラッケン。
実写版では20代になり、現実に冷めてしまっている3人が主人公。彼女たちは自分の幼少期を犯罪撲滅のために費やしてしまったことに怒りを感じている。世界が再び彼女たちを必要としている今、3人は再結成することができるのだろうか・・・?
脚本とエグゼクティブ・プロデューサーをつとめるのはヘザー・レニエ、ディアブロ・コーディ、グレッグ・ベルランティ、サラ・スケッチャー、デヴィッド・マッデンら。制作はワーナー・ブラザーズ・テレビジョンだ。
「パワーパフ・ガールズ」は2016年よりリブートアニメ版が制作&放送され、最新のエピソードは米で2019年6月に放送された。オリジナルの原作者であるクレイグ・マクラッケンは2014年特別編と同様、新シリーズ制作には関わっていない。
リブートシリーズではオリジナルと違い、ガールズが緊急連絡を受けるホットラインが固定電話からスマートフォンとなったり、ガールズが身体の周囲にオーラ状のエネルギー体を出し、攻撃や防御に使う能力を身につけた。形は変幻自在で、主にブロッサムは家庭用品、バブルスは動物、バターカップは兵器となっている。
オリジナルから約20年経て実現する実写版、どのようなものになるのだろうか。