『シャイニング』や『IT-イット-』など数々の作品を生み出しているホラー作家のスティーヴン・キング。彼が原作で、パンデミックをテーマにした新ドラマ「The Stand(原題)」が12月17日よりアメリカで配信されることがわかった。
ET誌によると「The Stand」は、米TV局CBSの動画配信サービス「CBS All Access」にて配信される。12月17日には9つのエピソードが公開され、それ以降毎週木曜日に1話ずつリリースされるという。
キャストは『魔法にかけられて』など出演のジェームズ・マースデン、『アクアマン』で知られるアンバー・ハード、ウーピー・ゴールドバーグ、アレクサンダー・スカルスガルド、オデッサ・ヤングなど。
ジェームズ・マースデン
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この物語はスティーヴン・キングが1978年に書いた同じタイトルの小説が原作作。研究所からウィルスがリークし、人類はほぼ死に絶えるといった内容が、どこか現在の現実世界で起こっているパンデミックを連想させる。キングはこの作品を「伝染病により混乱が巻き起こる世界で、善と悪の間に苦しむという黙示録的なもの」と描写している。
同ドラマのエグゼクティブ・プロデューサーであるベンジャミン・カヴェルは「The Standを制作してきた2年間、世界で最も素晴らしい小説家の作品を映像化するという責任を皆が感じていました。しかしキングの40年前の傑作が、今になり不気味にも親近感のあるものになるとは、誰も想像しませんでした」と話している。
このドラマの制作が発表されたのは2019年。その頃には、世界がすぐにパンデミックになるとはだれも予想していなかっただろう。
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