人気歌手のザ・ウィークエンドが、2018年にリリースしたEP「マイ・ディアー・メランコリー(原題:My Dear Melancholy)」について言及した。
内省的でディープな全6曲を収録した「マイ・ディアー・メランコリー」。その収録曲である「コール・アウト・マイ・ネーム」では、歌詞に「自分の一部を、君の命のため切り取るところだった」「君はオレの時間を無駄にした」と、相手のことを強烈にディスった内容になっており、これはザ・ウィークエンドが交際し破局したセレーナ・ゴメスの腎臓移植手術の治療のことではないかと推測された。さらに「ウェスティッド・タイムズ」もベラ・ハディッドへあてた失恋ソングではないかとウワサになった。
先日、ザ・ウィークエンドは雑誌「Esquire」のインタビューに応じ、その中で「マイ・ディアー・メランコリー」とウワサの件について言及した。
ザ・ウィークエンドは「当時は何が起きているかについての質問を遠ざけていたんだ」とコメントし、しかし彼の人生のその期間について、伝えたかったメッセージがあったからこそ6曲のミニアルバムをリリースすることとなったようだ。
ザ・ウィークエンドは「アルバムがとても短かった理由は、これについてもう何も言うことがなかったからだと思う。どうでもよかった。それはまるで感情の浄化の芸術作品のようだった。そう、だから短かったんだ。その状況でぼくが言いたかった全てだったから」と、自身の気持ちの整理もかねて制作したアルバムであったことを明かした。
また、ザ・ウィークエンドは、アルバム制作によって気分がよくなったかについて聞かれると「ああ、もちろんだよ。もし曲を書いてなかったらサイアクだった」とも明かしている。
さらにザ・ウィークエンドは今年最新アルバム「アフター・アワーズ」をリリース。同アルバムにもセレーナやベラのことではないかと思われる歌が含まれていることもウワサになっている。