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『スター・ウォーズ』ケリー・マリー・トラン、新作ディズニーアニメでヒロイン役の声優に抜擢! 東南アジア系女優では初の快挙

ケリー・マリー・トラン FILMS/TV SERIES
ケリー・マリー・トラン

映画『スター・ウォーズ』シリーズの続三部作でローズ役を演じた、ベトナム系アメリカ人女優のケリー・マリー・トランが、2021年3月に公開予定のディズニーアニメ映画『ラーヤ・ザ・ラスト・ドラゴン(原題:Raya And The Last Dragon)』で主役ラーヤ役の声優をつとめることがわかった。東南アジア系の女優がディズニーアニメの主役を演じるのは史上初のことだ。

Entertainment Weeklyの取材に答えたケリー・マリー・トランは、作品内では文化的背景について細やかな配慮がなされていたことに触れ、出てくる単語や地名には馴染みがあるものもあったことを明かした。

ケリーはインタビューの中で、「『ちゃんと理解してもらえてるんだ』って思えて、とても幸せな気分だったわ。説明するのが難しいんだけど、ビックリするほどだったの」と語り、「以前にも同じような仕事をしたことがあったんだけど、文化的に正確でない部分が多かったの。必要性すら感じなかった」と付け加えた。

さらにケリーは今作品のヒロインであるラーヤについて、これまでのディズニー作品に出てくるプリンセスのようなタイプとは異なるとした上で、「とってもかっこよくて、厳格な女戦士なの。自立していて、自分のことは自分でやるタイプ」と語り、「この作品のいいところは、キャラクターの描写ね。『プリンセス』のイメージを、みんながひっくり返そうとしているの」と明かした。

このニュースが報じられて以降、ネット上ではディズニーのキャスティングを称賛する声が多くあがった。ケリーと交流のある女優ジェイミー・チャンも、「素晴らしいチームが出来上がったと聞いて、とても嬉しいわ。映画の公開がすごく楽しみ。もっと、アジアを舞台にした映画が作られるといいわね!」とツイートしている。

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