人気歌手のレディー・ガガとアリアナ・グランデが、米時間8月30日に開催されたMTV主催の音楽賞「2020 MTV Video Music Awards(ビデオ・ミュージック・アワード)」で、コラボ曲「レイン・オン・ミー」を初パフォーマンスした。
今年のVMAは、当初はニューヨークにて会場内での開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、屋外で、そしてバーチャルで開催することを決定。ほとんどのアーティストたちがスタジオから無観客にてパフォーマンスをお届けした。
そんな中、今回注目が集まっていたのがレディー・ガガとアリアナ・グランデのパフォーマンスだ。ふたりは楽曲「レイン・オン・ミー」で初コラボを果たし、今回初パフォーマンスが披露されるということで期待が高まっていた。
そしてついに、そのパフォーマンス映像が公開された。ガガは小さな部屋でブラウン管テレビに映る、90年代のVMAを鑑賞している。起き上がったガガは「クロマティカⅠ」の伴奏に合わせダンスを披露。そしてダンサーたちと共に「911」をパフォーマンスした。コロナ禍の間自宅から弾き語りのパフォーマンスは披露していたが、こうしたステージで歌って踊るパフォーマンスは数ヵ月ぶりだ。
ここからは「レイン・オン・ミー」に。MVを再現し、横たわった状態からパワフルに歌い上げるガガ。そして2番からはついにアリアナ・グランデが登場。ふたりの息の合ったパフォーマンスはまさに鳥肌もの。
.@ladygaga took us on a JOURNEY through #CHROMATICA with this incredible #VMA performance! 💖 pic.twitter.com/jBjaUpZtfG
— MTV (@MTV) August 31, 2020
そして最後にガガは、脳みそのデザインのピアノで「クロマティカ」からのリードシングルである「ストゥーピッド・ラヴ」を弾き語りで歌い、最後にはダンサーたちとソウルフルに歌い上げた。激しいパフォーマンスだったにもかかわらず、ガガとアリアナ、そしてダンサーたちは、終始マスクを着用し、マスクの重要性を訴えかけた。
今回のVMAでガガは最優秀アーティスト賞、トリコン賞、「レイン・オン・ミー」が最優秀楽曲賞、ベスト・コラボレーション賞と数々の部門を受賞した。
受賞時も毎回かかさずマスクをつけていたガガ。衣装に合わせたマスクがとってもステキ。
How inspirational was @ladygaga's Tricon Award acceptance speech?! We are still in awe! #VMAs pic.twitter.com/XKoDxSJiEs
— MTV (@MTV) August 31, 2020