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チャドウィック・ボーズマン、生前最後のメールで「雨をつかめ」 『アナ雪』俳優ジョシュ・ギャッドが公開、その内容に号泣[写真あり]

ジョシュ・ギャッド(左)、チャドウィック・ボーズマン NEWS
ジョシュ・ギャッド(左)、チャドウィック・ボーズマン

8月28日、ガンで死去した『ブラックパンサー』俳優のチャドウィック・ボーズマン。彼から生前最後に受け取ったメールを、俳優ジョシュ・ギャッドが公開した。

チャドウィック・ボーズマンは2016年にステージ3のガンと診断され、それから4年に渡り闘病を続けていたが、残念ながら今年8月28日に43歳で他界。病気であることはファンに隠していたため、彼の死は世界中に大きなショックを与えた。

彼の死を受け、ディズニー映画『アナと雪の女王』のオラフ役声優などで知られる俳優のジョシュ・ギャッドが、SNSを投稿。ジョシュは映画『マーシャル 法廷を変えた男』でチャドウィックと共演してから交流が続いていたという。

彼は8月28日、ツイッターにて「これは一生に一度しか出会えない才能の持ち主、チャドウィックとの最後のメールのひとつ。これをしっかりと吸収して、命を祝福しよう。彼は全ての瞬間が貴重だって知っていた。今夜、天国は最もパワフルな天使を得ました」と書き、チャドウィックから受け取ったメールを公開した。

チャドウィックからのメール

「雨をつかめ」

「もし君がロサンゼルスにいるなら、朝起きた時に平和で珍しい雨に気付いただろう。僕と同じなら、今週の天気予報を見て3日間連続で雨が降り、まったく日光がなく土砂降りになることを知っただろう。最悪だね。コロナの自宅待機で外に出れないうえに、カリフォルニアの太陽すら見られない。もうやめてよね」

「でも今雨は止み、嵐は去った。君には外に出て、深呼吸をするように勧める。今空気がどれだけ新鮮か確かめてみて。3週間LAで続いた煙も、待望の雨によって流された」

「この瞬間の空気を吸って、吐いて。今日という日のユニークな美しさを、神に感謝して。それが太陽であろうと、雲であろうと、神の創造物を単純に楽んで全ての瞬間を最大限に活用するべきだ」

「今空気がキレイなら、そして明日雨が降るなら、僕なら外に瓶を置いておいて雨をつかまえるかもしれない。それを浄水器に入れれば、売っている他の水よりもアルカリたっぷりの水になるよ」

またジョシュ・ギャッドは「さよなら、友達よ」と書き、インスタグラムに動画を投稿。「彼がどんなにすばらしい人だったかを表現できる言葉なんてありません」と終始号泣し、チャドウィックへの思いを語った。

Josh Gad on Instagram
163K likes, 3,449 comments - joshgad on August 28, 2020
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