今年7月、ロンドンにて約3週間にわたって行われた俳優ジョニー・デップによる英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判。この裁判に、ジョニーの元妻である女優のアンバー・ハードが出廷。数々の証拠となる写真や証言をお互いが提出し、アンバーとジョニーの対立は日に日に激しくなっていた。
そんな中、新たにPageSixが報じたところによると、アンバーがジョニーを1億ドル(約106億円)で提訴したという。アンバーはバージニア州の裁判所にジョニーの彼女に対する「軽薄な訴訟」を破棄してもらうための書類を提出した。そして、さらにジョニーがアンバーに求めていた2倍の賠償金の損害賠償を求めている。裁判所の文書によると、ジョニーはアンバーの人生を破滅させるために“中傷キャンペーン”として、荒らしやフェイクのソーシャルメディアアカウントを使用したと告発している。
アンバーといえば、彼女の代表作の一つであるDC映画『アクアマン』のベラ役を辞退させるための請願書がジョニーのファンによって作成されていた。
『アクアマン』でベラ役を演じたアンバー↓
他にも、化粧品大手会社「ロレアルパリ」の「#WomanMakeCinema」のミニキャンペーンでアンバー・ハードが起用された時にもバッシングは激化。このキャンペーンは、ロレアルパリが映画業界に変化をもたらしてきた女性たちに敬意を表して開始されたもので、アンバーが含まれていることでロレアルの投稿が大炎上したのだ。
このように、ジョニーとの対立が激化していく一方で、アンバーは様々な面でバッシングを受けていた。そして今回の裁判所の書類によると、ジョニーはアンバーに対して出された請願書を「開始、調整、監督、および/またはサポートし、増幅させた」という。
7月に行われた裁判の判決はもうすぐ出ると予想されているが、二人の対立は今後もますます激化していきそうだ・・・。