「ワン・ダイレクション」メンバーで現在ソロ活動中のリアム・ペインが、音楽史上初めてVR(バーチャル・リアリティ)のコンサートを開催する。
Forbesによるとリアム・ペインは現地時間12月19日、音楽テクノロジーのプラットフォーム「MelodyVR」上でパフォーマンスをする。「MelodyVR」社は、「19日のリアムのパフォーマンスは音楽界をさらに一歩飛躍させる」とコメント。
このリアムのパフォーマンスを見るには、MelodyVRのヘッドセット「oculus」、またはサムソンの「GearVR」が必要だといい、それぞれインターネットで購入可能。ヘッドセットを使うと360度見渡すことができ、まさに会場でライブを楽しむ感覚を得ることができる。さらになんと、リアムと一緒にステージに立つことも可能だそうだ。
MelodyVRは、今回のリアムのショーは「テクノロジー界においても重要で画期的なターニングポイントなる」としている。さらにこれからはロックバンドのキッス、ザ・フー、ポスト・マローン、ナイル・ホーラン、イマジン・ドラゴンズ、ザ・チェイン・スモーカーズなど、すでに撮影された750ものアーティストのライブをVRで見ることができるそう。
さらにoriginalには、屋上でのプライベート演奏会やプールサイドでのアコースティックセッションなど、VR専用のオリジナルコンテンツも用意されているという。
実際のリアムのコンサートはロンドンで行われるが、観客はMelodyVRのウェブサイトから抽選で当選したごくわずかな人数になるという。
MelodyVRの創設者アンソニー・マチェット氏は「ファンは地球の裏側にいるかもしれない。またコンサートのチケットが高すぎたり、ソールドアウトで行けないこともある。ショーやフェス、VIPのみのイベントに行きたくても行けない時、我々があなたを会場についれていきます」と、音楽ファンにとって夢のような体験を提供すると語っている。
現在MelodyVRが使えるのはアメリカ、イギリス、フランスなど欧米各国だが、日本、韓国、中国も次第に使えるようになるという。また同社はワーナー・ミュージック、ソニー・ミュージック、ユニバーサル・ミュージックなど大手レーベルとパートナーシップを組んでいるため、幅広いアーティストのVRライブが楽しめる予定だ。
リアムのパフォーマンスが、これからの音楽業界の新たな幕開けとなるようだ。
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