先日大腸がんで亡くなった、『ブラックパンサー』俳優のチャドウィック・ボーズマン。彼は回復に関し楽観的で、『ブラックパンサー』続編にも出演をするつもりであったという。
関係者がTHRに話したところによると、チャドウィック・ボーズマンは「亡くなる1週間前まで、ガンに打ち勝つこと、『ブラックパンサー』の続編に出演することを深く信じていました」と話した。続編は今年の3月から撮影予定であったが、新型コロナウィルスの影響により延期となった。しかし撮影は今年9月から開始する予定であり、チャドウィックはこの撮影のために準備もしていたという。
続編の公開は現在のところ2022年と発表されているが、主演のチャドウィックがこの世を去ってしまった今、どう進めていくのかなどは未定のよう。Disneyは「今の段階では続編をやるかやらないかではなく、チャドウィックの死の追悼に集中しています」とだけ語っている。
— Chadwick Boseman (@chadwickboseman) August 29, 2020
一部のファンはチャドウィックが演じたティ・チャラ王の妹、シュリ(レティティア・ライト演)を新しいブラックパンサーとし、続編の制作を続けるのではと予想している。
チャドウィック・ボーズマンは、2016年に大腸がんのステージ3と診断された。しかしそのことは限られた身内にしか明かしておらず、映画関係者やキャスト、ファンは全くこの事実を知らずに撮影やプレミアイベントなどを行っていた。家族は彼の死後、「彼は数えきれない手術と化学療法の間に撮影をしていました」と投稿している。
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