人気青春ミステリードラマ「リバーデイル」で一躍有名となった女優のリリ・ラインハートが、先日雑誌Nylonのインタビューに答え、自身のキャリアやメンタルヘルスについて率直な思いを語った。
インタビューの中でリリ・ラインハートは、カナダでの撮影の際、2週間の自主隔離を要求されたことについて「仕事には戻ったけど、まるで監獄にいるみたいだったわ。だって、カナダから出られないんだもの。サンクスギビング(感謝祭)に実家に帰って家族に会うこともできない。誰かがたずねて来てくれることもない。本当に最悪の気分だったわ」と赤裸々に告白。
なお、「リバーデイル」はこれまで放送されたシーズン4の内3話分の撮影がまだ終わっておらず、そのままシーズン5の撮影に入るという。また、シーズン5はシーズン4の7年後が舞台であることも発表されている。
そしてオフの間の過ごし方について、リリは自分にとって何が一番大切なのかを振り返ることができたと語る。リリは「去年の今頃は本当にヤバかった」とし、自分を優先する時間を持ちたかったのだそうだ。
「『自己愛』とは何かを学ぶ時間が必要だったの。とても難しいことよ。どうやって、自分のことを愛せというの」と語るリリは、新型コロナウイルスが感染拡大し始めたころは、「喪失感」が大きかったそうだ。
そして、「ちょっと個人的にいろいろあって、本当に絶望的な気持ちになっていたの。自分を傷つけたり、適当な人に抱かれてみたり、ドラッグをやってみたり、お酒におぼれてみたり、逃げ道はいろいろあったけど、私はそれをしなかった。もっと難しい方法、『自分を傷つけない』という手段を選んだのよ」と語り、ドラッグやお酒に流れてしまった他の仲間たちを見てきた経験から「私は絶対にそんなことしない。どんなに最悪でも、毎日泣いたとしても」と付け加えた。
さらにリリは、「『自分を傷つける』という道を選んだ俳優たちもたくさん見てきた。気持ちは理解できなくもないわ。誰も、悲しみを感じたくないもの。でも自分を傷つけたところで、事態から抜け出せるわけではない」と語っている。
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