ヒルトンホテル創業家一族の令嬢で実業家のパリス・ヒルトンが先日、米ピープル誌のインタビューに答え、かつて交際していた5人の恋人たちから虐待を受けていたことを告白した。
9月14日にYouTubeで自身のドキュメンタリー「This Is Paris」がリリースされることに合わせ、インタビューを受けたパリス・ヒルトンは、「私はこれまで、複数回のデートDV(交際相手からの暴力行為)を受けてきたの」と告白。「首を絞められたり、殴られたり、乱暴に扱われたりした。誰も味わうべきではない苦痛に耐えてきたのよ」と語った。
なおパリスは1990年代、ティーンの頃をユタ州にある寄宿学校で過ごしており、その頃に虐待を受けていた経験がその後の交際に影響を与えたのではないかと語る。
「寄宿学校時代に受けた虐待で、自分自身が暴力行為に慣れてしまったのね。それが普通だと思っていたの」と語ったパリスは、「過去に交際した5人の男性たちは、最初は本当に素敵だったの。そしてだんだんと、本当の顔を見せ始めたのよ。嫉妬深くなって、攻撃的になって、私を支配しようとした。そしてあるとき、肉体的な暴力や言葉の暴力で、精神的にも傷をつけるようになってきたのよ」と付け加えた。
さらに、「愛って何なのか、交際するって何なのかが分からなかった。彼らは私のことを本当に愛しているから、そんな風に振舞うんだって思い込んでいたの。今振り返ってみると考えられないわ」と当時の心境を語る。
そして2003年に自身のセックステープが流出した事件を引き合いに出したパリスは、「私はもう2度と、あんな男には関わりたくない。もし寄宿学校に行っていなければ、こんな行為を許すことなんてなかった。あの経験が、私の交際関係に影響したのよ」と口にした。
現在、パリスは実業家のカーター・リウムと順調に交際している。パリスは、「以前は、真剣交際なんて考える余裕がなかったの。でも私もたくさん学んだわ。今は、パーフェクトな人に出会えて感謝してる」と締めくくった。