8月末にガンで死去した『ブラックパンサー』俳優のチャドウィック・ボーズマン。彼の葬儀が行われ、身内や共演者などが参加した。
チャドウィック・ボーズマンは、2016年にステージ3の大腸がんと診断された。しかしその事実は周囲に明かさず、数えきれないほどの手術や化学療法の間に映画の撮影やプレミアイベントなどをこなした。4年間の闘病の末、残念ながら彼は2020年8月28日に死去した。
The Sunによるとチャドウィックのプライベートな葬儀は9月5日、米カリフォルニアのマリブにて行われた。同誌が入手した写真を見ると、葬儀にはチャドウィックの妻で歌手のテイラー・シモン・レドワード、『ブラックパンサー』で共演した俳優マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴらが別れを告げに駆けつけた。
会場ではみなマスクやサングラスをして、チャドウィックを見送った。途中ではマイケルとテイラーがハグをするシーンも見られた。
Michael B Jordan and Black Panther co-stars join Chadwick Boseman's wife and family at Malibu memorial for brave actor https://t.co/SlSXnmFQhh
— jamalbryant (@jamalhbryant) September 6, 2020
会場は海の見える美しいロケーションで、音楽なども演奏されていたという。チャドウィックの写真や花が飾られた美しいデコレーションテーブルも用意されていた。この場所では参加者がチャドウィックの思い出や、お互いを慰め合ったのだろう。
チャドウィックは妻のテイラーと、昨年10月に婚約。その後、亡くなる前に結婚していたことがわかっている。
チャドウィックとテイラー
This hasn’t been mentioned much either in mainstream media or on social media platforms. But here is sending strength and love to Chadwick Boseman’s wife, Taylor Simone Ledward.
🖤🖤 pic.twitter.com/Ep6ckY4OSM— Ancestors’ First Son™️ (@_TheNewMind) August 30, 2020
彼はガンと宣告されて以降も2017年のアメリカの伝記映画『マーシャル 法廷を変えた男』、ネットフリックスのオリジナル作品『ザ・ファイブ・ブラッズ』、新作映画『Ma Rainey’s Black Bottom(原題)』などを撮影。これらは数きれないほどの手術と化学療法の間に撮影されていたものだと家族が明かしている。