※この記事はドラマ「ザ・ボーイズ」シーズン2のネタバレを含みます。
Amazonプライム・ビデオのドラマ「ザ・ボーイズ」は、企業によって管理されるスーパーヒーローが活躍する世界を舞台とする。”ヴォート・インターナショナル”に雇用された200名超のスーパーヒーローたちは、各地でのヒーロー活動の他、米政府や他国から恐れられる特殊兵器やエンタメに登場するポップアイコンとして活躍する。中でも実力が認められた7人は「セブン」としてスーパーヒーローの顔を務める。
彼らを私利私欲のために利用するヴォ―ト社、そしてそんなヴォート社に立ち向かおうと奮闘する人間チーム「ザ・ボーイズ」の戦いを描く。
9月4日よりAmazonプライム・ビデオにてシーズン2の配信が開始した同作では、「セブン」の新メンバーとして“ストームフロント”(アヤ・キャッシュ演)が登場。今回キャストがこのキャラに関して語った。
ストームフロントは一見、常識や社会の仕組みにとらわれず言いたいことを言うクールで強気な女性。しかし今回公開された動画で、Aトレインを演じる俳優ジェシー・T・アッシャーは「ストームフロントは最低だ」と語ったのだ。
さらにビリー・ブッチャーを演じるカール・アーバンは「もしホームランダーが最低だと思ってるんだったらちょっと待って。ストームフロントの本性を見るまでは。彼女はとんでもないヤツだよ」と、ひどい言いよう。
製作総指揮のエリック・クリプキは「脚本家たちは最初の2話で視聴者にストームフロントを気に入ってもらい、そのあとに彼女の本性を明かしたかった。あと彼女はホームランダーを“拷問”するように作られたキャラ」だと、驚きの事実も語った。エリックは「ホームランダーにとって最悪の悪夢を起こしたかった。その人物は強くてホームランダーのことを恐れず、スポットライトを彼から盗む女性だ。原作のコミックでは男性だったキャラだけどね。ホームランダーは不安ばかりを抱えていると話している。
ストームフロントを演じるアヤ・キャッシュは「ストームフロントはSNSの世界から生まれたの。TikTokやYouTubeスターと同じ。新しい世代のメディアからね。ホームランダーはインスタの使い方を知らないおじさんスターって感じね」と、2つのキャラの世代が違うと話した。確かにストームフロントは常に生配信をしている。
ホームランダーを演じるアントニー・スターは「ストームフロントは最悪な性格。ホームランダーにとっては最も問題だ。僕たちのキャラが初めて目を合わせた瞬間からホームランダーは彼女の肋骨をへし折ってやりたかった。でもこの関係が、このシーズンの味を深めていく。ストームフロントのような経験をホームランダーはしたことがないからかなり問題なんだよ」と、いかにホームランダーにとって最悪な人物かを語った。
現在エピソード3まで公開されており、これから週に1つずつ配信される「ザ・ボーイズ」シーズン2。展開が楽しみだ。