ウォルト・ディズニーが、フロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールドの一部「ポリネシアン・ビレッジ・リゾート」をリニューアルすると発表した。その世界観は2016年に公開された映画『モアナと伝説の海』がベースになると言われている。
このリゾートは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により今年3月以降営業を休止しており、現在も休業を続けている。なお今回のリニューアルではリゾート内のゲストルームやグレート・セレモニアル・ハウス(メインの建物)の改装がメインになるようで、部屋の装飾や建物のパーツは『モアナと伝説の海』に登場するモントゥヌイ島や太平洋のイメージを取り入れた世界観に沿ったものだそうだ。
「ポリネシアン・ビレッジ・リゾート」はウォルト・ディズニー・ワールドのマジック・キングダム・パークからモノレールでわずか5分の場所に位置しており、セブンシーズラグーンにもほど近い。1971年にオープンしたディズニー・ワールドのなかでも最も古いリゾートの1つだ。また、「ディズニー・デラックス・ホテル」の1つとして高級ホテルに分類される。
まだ正式な再開日は発表されていないものの。公式ホームページ上では、2021年内のリゾート再開が予定されているようだ。
現在ウォルト・ディズニー・ワールドは入場制限やマスクの着用、手指衛生など感染防止対策を行った上で営業を再開しているが、パレード等は未だ休止している。
ウォルト・ディズニーは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今年3月以降テーマパークの営業休止やクルーズ旅行の中止、映画公開の延期など様々な決断を余儀なくされた。8月に発表された同社の収益発表によると、その損失は約5億ドル(約531億4000万円)にのぼるとされている。
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