女優のアンバー・ハードが、元夫である俳優のジョニー・デップに対して、「彼はバージニア州の裁判官をたやすく操ろうとしている」と主張した。PageSixが報じている。
さかのぼること2019年3月、ジョニーはアンバーを訴えた。アンバーは「性的暴行に対して話します。私たちの文化の怒りに直面したのです。それは変えなければならないこと」といったタイトルの記事をワシントン・ポスト紙にて掲載。ジョニーの名前は出していなかったようだが、バージニア州の法律では、ワシントン・ポスト紙が印刷されている場所では、原告は推論による名誉毀損で訴えることができるという。
しかしこの裁判が、ジョニーの出演する『ファンタスティック・ビースト』シリーズ最新作『Fantastic Beasts and Where to Find Them 3(原題)』の撮影の日程とかぶってしまい、これによりジョニーは、審理を2021年3月から6月の間の期間に延期するよう要請している。
『ファンタスティック・ビースト』シリーズのジョニー・デップ↓
新しい法廷文書によると、アンバーは、ジョニーが1月の公判期日延期を主張することにより、バージニア州の裁判官をたやすく操ろうとしていると語っているという。
Sun紙によると、今回のジョニーの要請についてアンバーの陣営は、新しい法定文書で反撃。「デップ氏は、6月下旬または7月に撮影予定日について連絡を受けていたが、裁判の日付について警告しなかった」と綴った。さらに、アンバーは『アクアマン2』の撮影を来年2月に開始予定であり、裁判官がジョニーの遅延の要求に同意した場合、悪影響を与えると付け加えた。
『アクアマン』でベラを演じたアンバー・ハード↓
ジョニーは今年7月、ロンドンにて約3週間にわたって行われた英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判を終え、判決はもうすぐ出ると予想されている。これからも二人の対立は過激になっていくだろう。