今年4月頃から悪評が続いている人気トーク番組「エレンの部屋(原題:The Ellen Degeneres Show)」と、この司会者エレン・デジェネレス。彼女が沈黙を破り、新シーズンを続行すること、そして初回エピソードでは一連の騒動に関して話すことを発表した。
「エレンの部屋」は、司会者エレン・デジェネレスが務める大人気番組で、2003年から約17年間も放送され続けている。ところが今年の4月に「エレンの部屋」のスタッフ数人より「仕事の状況を明確に教えてくれない」や「給料が支払われていない」などといった批判が相次いだ。さらに番組プロデューサー3人の名前を出し、「新人にどなりちらしていた」「仕事環境が劣悪」などと元従業員や現職員が告発し、これを受け放送局のワーナー・ブラザーズが内部調査を実施。現在のところトッププロデューサー3名が解雇された。
今回エレンは9月8日、プレスリリースを通し「仕事に戻ること、スタジオに戻ることが待ちきれません。そしてそう、私たちはそれについて話します」と、シーズン18があることや問題について話すことを明かした。エレンが一連の騒動に公けに触れたのはこれが初めてである。
新シーズンの制作は9月21日から再開するようだが、パンデミックの影響で無観客での収録となるそう。さらに女優、コメディアンのティファニー・ハディッシュが新シーズンのキックオフを手伝うという。
またゲストにはクリッシー・テイゲン、アレック・ボールドウィン、ケリー・ワシントン、クリス・ロック、エイミー・シューマー、アダム・サンドラー、オーランド・ブルーム、ケイティ・ペリーらの超豪華著名人の出演が決まっている。
ついに動き出した「エレンの部屋」新シーズン。彼女の口から何が語られるかに注目が集まる。
tvgrooveをフォロー!