人気SF映画シリーズ『スター・ウォーズ』の続三部作で、主役のレイ役を演じた女優のデイジー・リドリーが、このキャラクターにまつわる製作秘話を明かした。
9月8日(火)、トーク番組「ジミー・キンベル・ライブ」にて俳優のジョシュ・ギャッドとのオンライン・インタビューに答えたデイジー・リドリーは、『スター・ウォーズ』シリーズ続三部作の製作段階では、レイはパルパティーンではなくオビ=ワン・ケノービの子孫になる予定だったことを告白している。
デイジーは、「最初は、オビ=ワン・ケノービの子孫にしようっていう案があったのよ。それに、誰の血も引いていないっていう案もあった。案は変わり続けていたの」と語っている。
Rey's bloodline as we all know #DaisyRidley #Rey pic.twitter.com/ECsBzavjGJ
— Daisy Ridley is queen! 👑🌼 (@Scavenger_Jakku) September 9, 2020
しかし最終的に、レイ・ケノービとなる案は採用されなかったようだ。続三部作の内、最初の2作品「フォースの覚醒」と「最後のジェダイ」の中ではレイの両親や先祖について明らかにされていなかった。しかし3作目の「スカイウォーカーの夜明け」にてようやく、彼女がパルパティーンの血を引いていることが分かったのだ。
なお小説版「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の中では、レイの父親について、シスの不滅を願う信者によって作られた多くのパルパティーンのクローンの内、「出来の悪い」1体だったと明かされている。
パルパティーンによると「パワーもなく、役に立たない失敗作」だったレイの父親だが、どこかで子孫を残せるかもしれないと、生かされたのだという。ちなみに、レイの母親については小説版の中でも言及されていない。
もし「レイ・ケノービ」が存在していたら、物語はどのような展開を迎えただろうか。ファンの間でも議論の的となっているが、その意見は賛成派と反対派で真っ二つにわかれているようだ。