マーベル・シネマティック・ユニバースの映画『ブラックパンサー』に登場する本拠地「ワカンダ」が、有名オンライン辞書「Dictionary.com」の公式エントリーを受けた。
映画『ブラックパンサー』は2018年に公開され、瞬く間に大ヒット。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』を抜き全世界興収歴代9位を記録した。本作の舞台である「ワカンダ」は、アフリカの秘境にあり、最新テクノロジーをもつ超文明国家。ワカンダの若き王ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)はブラックパンサーとなり戦うため、ブラックパンサーの本拠地としても知られている。また、「ワカンダ・フォーエバー」の敬礼は世界中で流行った。
「Dictionary.com」は、1995年にリリースされ、何千もの英単語とその意味を掲載している有名オンライン辞書だ。CBRによると、「ワカンダ」は同サイトのPop Cultureに掲載されているという。また同サイトはこの国を「マーベルコミックスのスーパーヒーロー、ブラックパンサーの故郷」と定義。さらにチャドウィック・ボーズマンにも言及しており、彼が「ワカンダ・フォーエバー運動」を「黒人の優秀さを示すジェスチャー」として普及させたことを強調している。
『ブラックパンサー』で主演を務めたチャドウィックは、現地時間8月28日金曜日、がんのためこの世を去った。悲し過ぎる訃報は、ファンだけでなく著名人にも多大なるショックを与えた。さらにチャドウィックは、がんを隠しながらも演技に打ち込んでいたことなどが判明。彼の栄光を称え、今回このようなムーブメントが巻き起こったのかもしれない。
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