世界中で熱狂的なファンを持つ大人気SF映画シリーズ『スター・ウォーズ』。この新三部作に出演し、高い評価を得た俳優のユアン・マクレガーだが、本人はこの人気に驚きを隠せないようだ。
ユアン・マクレガーは新三部作の中で、主人公アナキン・スカイウォーカーを指導するジェダイ、オビ＝ワン・ケノービ役を演じている。新三部作が初めて公開されたのは1999年のことだが、ユアン自身は最近になって、この作品に対する良い評価を耳にするようになったと感じているそうだ。
先日Empire誌の取材に答えたユアンは、「皆知っていると思うけど、この作品は公開当初はあんまり受け入れられていなかったんだよね。とくに、旧三部作を愛している僕ら世代のファンにとっては」と語り始めると、「ぼくの世代は子供のことに旧三部作を見ているから、新三部作でも同じような感覚を期待でしていたんだ。でも、ジョージ・ルーカス監督の構想は違ったようで、物語は思っていたように展開しなかった。当時は複雑な気分だったことを覚えているよ」と当時を振り返った。
そして、「でも今、もう年十年も経って気が付いたんだ。あの作品のターゲットは、子供たちだったんだって」語り、子供達の世代には新三部作がウケている言うことに驚いたことを明かした。
「子供たちは、本当にあの作品が好きなんだ」と語ったユアンは、「旧三部作よりも、新三部作の方が好きだって言う声も聞くんだ。そのたびに思う。『冗談だろ？』って」と付け加えた。
以前はロンドンに住んでおり、現在はロサンゼルスに拠点を移しているユアンだが、日常生活の中で出かけることがあっても、あまり気づかれないそうだ。また、万が一ファンに気づかれたとしてもあまり気にしないと語る。
「ぼくは俳優として生きているし、ありがたいことに多くの作品に恵まれている。それでも、いつもいつも気づかれるというワケじゃないんだよね」とコメントした。
