※本記事には『50回目のファースト・キス（原題：50 First Dates）』のネタバレが含まれます。
2004年に米公開されたラブコメ映画『50回目のファースト・キス（原題：50 First Dates）』。本作に出演したアダム・サンドラーとドリュー・バリモアが2020年版の『50回目のファースト・キス』として、ショートムービーを公開した。
『50回目のファースト・キス（原題：50 First Dates）』は、獣医のヘンリー（アダム・サンドラー）が、短期記憶喪失障害をもつルーシー（ドリュー・バリモア）と出会い、恋に落ちる物語。クライマックスには、ヘンリーが二人の出会いから現在までを物語ったビデオを作成し、記憶のないルーシーに毎日見せるシーンがあり、とても感動的で、名場面として知られる。そんなワンシーンを再現し、ルーシーが2020年に目覚めたという設定のショートムービーが「The Drew Barrymore Show」にて公開された。
動画では、ドリュー演じるルーシーが目を覚ますと、そこには「おはよう、ルーシー」と書かれたビデオが。再生すると、アダム演じるヘンリーがウクレレを持って登場する。「僕らは5000回くらいデートしているんだ。君にこれまでの状況を伝えるよ」と話すヘンリー。彼は、ルーシーと結婚していて、子供が40人くらいいること、今パンデミックの真っ只中であること、ネットフリックスは最高だということを伝えていく。なんともユーモアたっぷりの動画に仕上がっている。
アダム・サンドラーとドリュー・バリモアは、ロマンティック・コメディ『ウェディング・シンガー（原題；The Wedding Singer）』で初共演。本作は、アダムの出演作品の中で映画評論サイトRotten Tomatoesにて最も高い評価を受けているコメディであり、現在は67パーセントの批評家評価を得ている。ふたりの相性はバッチリで、プライベートでも仲がいいことで知られている。『50回目のファースト・キス』のほかに、『子連れじゃダメかしら?（原題:Blended）』でも共演している。
『50回目のファースト・キス』は日本でもリメイク版が製作され、話題となった。アメリカのみならず、世界中で愛された本作の2020年版を見ることができるのは、ファンにとってはたまらない。
