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「セックス・アンド・ザ・シティ」シンシア・ニクソン、J.K.ローリングの炎上発言について「戸惑った」…しかし親子で「ハリー・ポッター」を楽しむ!作品に罪はない?

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シンシア・ニクソン

セックス・アンド・ザ・シティ」のミランダ役として知られる女優のシンシア・ニクソンが、「ハリー・ポッター」著者J.K.ローリングの炎上した反トランスジェンダー発言について指摘した。

J.K.ローリングといえば、6月はじめに、「新型コロナウィルスが、いかに世界の“生理がある人”の健康状況を変えたか」といったタイトルの記事のリンクを貼りツイッターに投稿。ローリングは“生理がある人”という呼び方が気に入らなかったようで「“月経がある人”。昔はこの人たちに名前があったんだけどな。なんて名前だったっけ、誰か教えてくれない?」と、「生理のある人=女性(ウィメン)」と書かないことを指摘し、反トランスジェンダー発言であると、世界的に大バッシングを受けた。これにより、怒りが収まらないファンが多く、「ハリー・ポッター」にインスパイアされたタトゥーをレーザーで覆ったり完全に除去したりしたハリポタファンも続出した。

そんな中、女性のパートナーと結婚しているシンシアは、インディペンデントの最新のインタビューで、J.K.ローリングの発言に戸惑ったと語った。さらにシンシアはJ.K.ローリングの発言は、文学的に考えても矛盾していると指摘。また、彼女の息子がその発言で動揺してしまったことを明かした。しかし、作品は大好きのようで、息子と一緒に『ハリー・ポッター』の映画を楽しみ続けているようだ。「息子の子供時代の多くは、ハリー・ポッターと結びついている。だから彼にとっては(今回の発言は)本当に辛かったと思う。でも私たちはハリー・ポッター一家なの」と付け加えた。

J.K.ローリングの発言については、『ファンタスティック・ビースト』シリーズで知られる人気俳優のエディ・レッドメインが「僕は彼女のコメントに同意できません。トランスウーマンは女性であり、トランスマンは男性なのです。ノンバイナリー(自分が男でも女でもない、もしくは両方を持ち合わせている性別のこと) アンデンティティは正しいのです」とコメント。さらに、『ハリー・ポッター』映画版シリーズで主演を務めたダニエル・ラドクリフも「トランスジェンダーの女性は、女性だよ」と綴るなど、共演者からも反論の声が上がっていた。

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