俳優のレオナルド・ディカプリオや歌手のケイティ・ペリーら大勢の著名人が、1日だけインスタグラムになにも投稿をしないようにしようという動きを決意。その背景には、インスタグラムを所有するフェイスブックへのメッセージがあるという。
レオナルド・ディカプリオ、ケイティ・ペリー、ジェイミー・フォックス、キム・カーダシアンらのセレブたちは先日「ヘイトをやめよう」と書かれた同じ画像をインスタグラムに投稿。この運動は、“平等さ”という名のもとにフェイスブックで自由にヘイトスピーチや間違った情報が拡散されている事実を止めようというプロジェクト「Stop Hate For Profit(利益のためのヘイトはやめよう)」だ。
ケイティ・ペリーは「私はインスタグラムやフェイスブックで音楽をシェアするのは大好きです。でも正直、このようなプラットフォームで嫌悪や間違った情報、わざと混乱を起こすような投稿を見て見ぬふりをすることはできません」「9月16日はインスタグラムとフェイスブックを凍結して、フェイスブックに『ヘイトを止めよう』と伝えます」と、抗議のために16日は投稿などをしないと宣言。
またファンにも参加するよう呼びかけ、「真実を守りましょう」と書いた。
この運動には多くの著名人やインスパイアされたファンが参加するとみられているため、16日はインスタグラムとフェイスブックはおとなしくなるだろう。
この他にも「Stop Hate For Profit(利益のためのヘイトはやめよう)」運動では、フェイスブック上で暴力を促したりするグループ、白人至上主義の人々、陰謀説を流す投稿などを禁止するように訴えかけている。ツイッターではすでに人種差別や嘘の情報を投稿すると見られなくなるなどの対策がされているが、それをフェイスブックとその傘下にあるインスタグラムにも求めている。