『ジャスティス・リーグ』のサイボーグ役で知られるレイ・フィッシャー。彼は現在ワーナー・ブラザーズと対立しているのだが、『ジャスティス・リーグ』でレイと共演したアクアマン役のジェイソン・モモアが、この件に関して強いメッセージをインスタグラムに投稿し、話題となっている。
ことの発端は、今年の7月。レイが『ジャスティス・リーグ』で監督を務めたジョス・ウェドンを猛烈に批判。「『ジャスティス・リーグ』撮影現場でのジョス・ウェドンは、キャストやクルーに対して野蛮で虐待的で、プロ意識がない。これは受け入れがたいものだ」とツイートしたのだ。また、当時ワーナー・ブラザーズの重役であったジョン・バーグと、元DCエンターテインメントの社長であるジェフ・ジョーンズを名出して、ジョスのこのような行動は二人によって生み出されたと指摘した。
Joss Wheadon’s on-set treatment of the cast and crew of Justice League was gross, abusive, unprofessional, and completely unacceptable.
He was enabled, in many ways, by Geoff Johns and Jon Berg.
Accountability>Entertainment
— Ray Fisher (@ray8fisher) July 1, 2020
この騒動に対し、ジェイソンは以前、サンディエゴのコミコンでのレイの写真に「#IStandWithRayFisher(僕はレイと共に立ち上がる)」とハッシュタグをつけてインスタグラムのストーリーに投稿。レイはこの写真をツイートでシェアしていた。
Let’s Go!!! #BORGLIFE
Accountability>Entertainmenthttps://t.co/pqIt2POLhI pic.twitter.com/lE4luinqin
— Ray Fisher (@ray8fisher) September 7, 2020
ワーナーとの対立が激化していく中、ジェイソンは今度はインスタグラムにレイとのツーショットの写真を投稿。「このバカげたことは、終わらすべきだし、目を向けるべき。レイ・フィッシャーや、ワーナーの監視下のもとで何か経験した人は、適切な調査を受けるべきだ」とメッセージを強調した。
またジェイソンは以前、ワーナー・ブラザース最新映画で「フロスティ・ザ・スノーマン」を演じる可能性が高いと報道されていたのだが、この件についても言及。「『ジャスティス・リーグ』の再撮影で俺たちが受けたひどい扱いについて明かしたレイから注目をそらすために、俺の許可なしにフロスティについて発表したことは、とんでもないことだと思ってる」「深刻なことが起こったんだ。調査され、責任を問われる必要がある」と付け加えた。
ジェイソンもレイも、『ジャスティス・リーグ』のセットで起きた具体的なことについては詳細を明らかにしていない。そんな中、現地時間9月15日月曜日、レイはこの疑惑についてワーナー・ブラザーズ・ピクチャーが不当な内部調査を行なっていると強く非難していた。
To-date, the “independent” firm hired by @wbpictures has conveniently avoided contacting key witnesses who gave damning statements to WB HR.
They’ve also started interviews with (and have since ghosted) witnesses that have implicated former and current top level executives.
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— Ray Fisher (@ray8fisher) September 14, 2020
ジェイソンは『アクアマン』の続編にて引き続き主演を務めることが決定しており、現在は、ワーナー・ブラザーズの映画『デューン(原題:Dune)』に出演することでも話題となっている。
レイとワーナーとの対立に参加したジェイソン。この対立は、まだまだ激しさを増していきそうだ。