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マーベル映画『ブラック・ウィドウ』、新型コロナウイルスにより公開日延期か 現在公開中の映画の反響を見て様子見…?

『ブラック・ウィドウ』 FILMS/TV SERIES
『ブラック・ウィドウ』

9月15日(火)、米ウォルト・ディズニーが映画『ブラック・ウィドウ』の公開日を、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い変更する検討をしているとDeadline紙が報じた。

『ブラック・ウィドウ』は女優のスカーレット・ヨハンソンが主演をつとめるマーベル・ヒーロー・シリーズで、当初は今年11月6日の公開が予定されていた。

今回の記事では、今年8月26日に公開されたワーナー・ブラザーズの映画『テネット』の国内興行収入が公開から3週経った現在でも670万ドル(約7億193万円)に留まっていることを例に挙げ、「観客が積極的に映画館に足を運ぶようになるまでにはまだ時間がかかるだろう」と述べられている。また、ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都市ではまだ映画館が休業していることも、大きく影響しているようだ。

そしてこれに伴いディズニー社は『ブラック・ウィドウ』の公開日の延期を検討していおり、「それが年内なのか、来年になるのか、具体的な日程は出てきていない」との関係者の話を報じた。なお、マーベルは映画『エターナルズ』の公開日も来年2月12日に延期することを発表している。

さらに一部報道では、ウォルト・ディズニー社が今年11月20日に劇場公開する予定のディズニー・ピクサーの新作『ソウルフル・ワールド(原題:Soul)』を動画配信サービス「ディズニー・プラス」での配信に切り替えることを検討しているとされていた。

しかしこの『ソウルフル・ワールド』は、今年11月に公開予定の人気スパイ映画の新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』への対抗作品として製作されているため、関係者によれば配信へ切り替える可能性は低いとのことであった。

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