人気歌手レディー・ガガの楽曲「911」のミュージックビデオが公開された。
レディー・ガガといえば、今年5月に新アルバム「クロマティカ」をリリース。同アルバムは世界でヒットを飛ばし、アリアナ・グランデとコラボした「レイン・オン・ミー」や、人気K-POPガールズグループのBLACKPINKとのコラボ曲「サワー・キャンディ」も話題となった。
そんなガガが、新たにシングルカットとしたアルバム収録曲「911」のミュージックビデオを日本時間9月19日に公開した。
【動画】Lady Gaga – 911
同作は、4分42秒のショートフィルム作品となっており、ガガが砂漠の真ん中で目が覚めると、この世とは思えないような不思議な世界の人々と出会う。その世界で殺されると、最後にガガが現実世界で目覚める、足首をケガし救急隊員にケアされている場面に移り変わる。そこにはあの世界で見たような似た人々が登場し、まさにパラレルワールドとの生と死を連想させる。
この独特な作品はいったい何を表現しているのか。ガガはインスタグラムでその詳細を明かしてくれた。
ガガは「このショートフィルムはとても個人的なものであり、私のメンタルヘルスの経験と、夢と現実が相互に繋がり、私たち、私たちを取り巻く環境の中でヒーローを形成する方法なのです。25年来のアイディアをシェアしてくれた監督のターセム・シンに感謝したいです」と語り、さらに自身のチームHaus of Gagaのメンバーたち、この曲の共同制作者のブラッドポップ、そしてファンたちに感謝し、「私は今目覚めている。あなたが見える、あなたを感じる。私が恐れているときも私を信じてくれてありがとう。かつて私の日常生活であったことがこの作品となり、これは実話ですが、過去の話であって現在ではありません。これは痛みの詩です」と締めくくっている。