人気女優のゼンデイヤが、米時間9月20日に開催された第72回エミー賞授賞式にて、ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」でドラマ部門主演女優賞を受賞した。
ゼンデイヤは去年公開された、ドレイクが製作総指揮を手がけたドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」のルー・ベネット役として主演を務めた。同ドラマは、現代のティーンエイジャーたちが、不安と混乱が入りまじる社会で生きる物語で、ゼンデイヤ演じるルーは、17歳でドラッグ中毒となり、リハビリ施設から出るも更生できずにいる、ディープなテーマを扱ったドラマとなっている。
そんなゼンデイヤが先日、第72回エミー賞でドラマ部門主演女優賞にノミネートを果たしたことが発表され、SNSで「正直言葉にならない。私の心は愛と感謝で溢れているわ。家族と呼べる才能ある人々と共に仕事ができて本当に光栄です。私は美しいパズルの一つの小さなピースで、みんなを本当に誇りに思います。ドラマを見てくれたみんなありがとう!」と、さらに制作に関わった人々への感謝を述べ、エミー賞ノミネートを祝福した。
そんなゼンデイヤが、初ノミネートにして初受賞を果たしたのだ。
司会のジミー・キンメルが受賞を発表すると、大興奮でトロフィーを受け取ったゼンデイヤ。初ノミネートにして初受賞。またゼンデイヤはまだ24歳で、同賞のこのカテゴリーでは最年少記録であることも明らかになった。
うれしさで感極まったゼンデイヤは「テレビアカデミー、そしてこのカテゴリーでのすべてのすばらしい女性のみなさんに感謝いたします。私はあなたたちのことが大好きで…もうこれってクレイジーで、泣きたくないけど…。HBO、A24の全てのサポートに感謝します。そして私の家族、チームにも感謝しています。ここにいてくれてありがとう。『ユーフォリア/EUPHORIA』のすばらしいキャストとスタッフたち、みんなと毎日一緒に仕事ができて幸せでした。みんなの全てにインスパイアされました。そしてサム・レヴィンソン、あなたには本当に感謝しています。あなたの物語で、私のことを信じてくれたことに感謝しています。これからも誇りに思ってもらえるようがんばります。今は(コロナにより)お祝いするのにはとても奇妙な時期ですが、若い人々には希望があります。私たちのドラマは、いつでもいいお手本となったわけではありませんが、でも若者には希望があるのです。この業界での私と同輩の人々のことも私は見て、そして大好きで感謝しています。本当に本当にありがとう!」と、心を込めて感謝のメッセージを述べた。