米時間9月20日に開催された、テレビ業界の功績に与えられるアワード 第72回エミー賞授賞式が開催。その中でジェニファー・アニストンがちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまったようだ。
今年は新型コロナウイルスのパンデミックにより、オンラインで例年とは違う形で行われた。司会を務めたのは、人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライヴ」で知られるジミー・キンメルだ。また各部門の受賞者たちにはリモートでトロフィーが渡されることとなった。
そんな中、女優のジェニファー・アニストンは、コメディ・シリーズ部門の主演女優賞のプレゼンターとして登場。ジェニファーは、ジミー・キンメルがいる米ロサンゼルスのステイプルズ・センターの会場に登場した。
登場して早々、ソーシャル・ディスタンスのため、かなりの距離を置いて会話をしたジェニファーとジミー。どうやら6フィートと60フィートを間違えてしまったようだ。距離がありすぎて会話が成り立たない中、ジェニファーがノミネートを発表した。
いよいよ発表となり、ジミーはコロナ対策として手袋をし、受賞結果の紙が入った封筒を箱から取り出し、さらにそれに消毒液をこれでもかというほど吹きかけた。あまりの量にジェニファーも「それは多いわね…」とコメント。
さらにジミーは、そのまま開けるかと思いきや、その封筒をゴミ箱に入れ火をつけたのだ。5秒燃やしてからというジミーのルールに従い、消火器で消すのはジェニファーが担当することに。
ジェニファーが二回ほど消火器で吹きかけるも、消毒液が多すぎたせいか、火が再びついてしまうはめに。封筒を取り出してもまだ火は消えず、逆に炎は強くなってしまう。これにはスタッフも慌てて「(消火器)かけて!」と声をかけ、ジェニファーも慌ててまた消火器でかけることとなった。
【動画】エミー賞を救ったジェニファー・アニストン
火を消し終えてから、候補者は自宅でトロフィーを受け取るということを初めて聞かされたジェニファー。「でも私ここにいるんだけど?」と言うとジミーが「おお、じゃあここにいるべきじゃないね。君ノミネートされてるからね。家にいないならもらえないよ」と伝えると、ジェニファーはプンプン怒った様子で急いで家へと帰っていった。