長年人気のボーイズ・グループ バックストリート・ボーイズのメンバーであるA.J.マクリーンが、人気ラッパーのカニエ・ウェストがグラミー賞のトロフィーにおしっこをかけた件についてコメントした。米TMZが伝えている。
先日カニエ・ウェストは、ツイッターでアーティストが版権を持つべきであるが、それはかなり難しく、レコード会社との契約書も複雑で簡素化すべきと主張。さらにカニエは授賞式は出来レースであるとバッシングし、なんとグラミー賞のトロフィーをトイレに入れ、そこにおしっこをかけるというオドロキの動画を投稿した。
カニエの行動にアーティストたちはどう思っているのか。米TMZの記者が、アメリカのダンス番組「Dancing With The Stars」に現在出演している、人気ボーイズ・グループのバックストリート・ボーイズのメンバーであるA.J.に直撃インタビューした。
記者が「カニエがグラミーのトロフィーを便器に入れておしっこしたことをどう思います?無礼だと思います?」と質問すると、A.J.は「え?おしっこかけたの?ちょっとやりすぎだね」とコメント。
また版権問題について記者が「アーティストは版権を持つべきだと思いますか?」と尋ねると、A.J.は「ああ持つべきだと思うよ。でもレコード会社がないと、アーティストたちには今できているようなチャンスを得ることができなくなるから、50-50だね。みんなが共通のゴールのために働かなくてはならないから。人々を幸せにするためにいい音楽を出すからね。それだけだよ。それがぼくたちがすべきこと」と、アーティストだけでなく、関わる人々にも版権を持つ権利はあるとコメントした。
カニエは、出来レース問題や版権問題の取り組みについてまだ動き出したばかりなので、今後もカニエの動きに多くの人々が注目するだろう。