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批判相次いだエレン・デジェネレスが初めてテレビで謝罪! 「劣悪な仕事環境」の声に対し語ったこととは

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エレン・デジェネレス

今年4月頃から悪評が続いている人気トーク番組「エレンの部屋(原題:The Ellen Degeneres Show)」と、この司会者エレン・デジェネレス(62)同番組の新シーズンが開始し、エレン本人の口から一連の騒動に関し話した。

「エレンの部屋」は、司会者エレン・デジェネレスが務める大人気番組で、2003年から約17年間も放送され続けている。ところが今年の4月に「エレンの部屋」のスタッフ数人より「仕事の状況を明確に教えてくれない」や「給料が支払われていない」などといった批判が相次いだ。さらに番組プロデューサー3人の名前を出し、「新人にどなりちらしていた」「仕事環境が劣悪」などと元従業員や現職員が告発し、これを受け放送局のワーナー・ブラザーズが内部調査を実施。現在のところトッププロデューサー3名が解雇された。

9月21日、「エレンの部屋」の最新シーズンであるシーズン18の初回がオンエア。新型コロナウィルスの影響で無観客で収録されたこの回では、自身をサポートしてくれた人、そして番組に対して寄せられた批判を受け入れると話した。

エレンは「私が好きでこれを見てくれているなら、ありがとう。私を好きじゃないから見ている人、歓迎します」と視聴者へ話しかけ、今年の夏は「最高だった」とジョークを放った。

話したいことがたくさんあると言ったエレンは「みなさんお知っているように、今年の夏にはこの番組の仕事環境が劣悪であるといった訴えがあり、調査も入りました。私は、ここで絶対に起きるべきではないことが起きていたと知りました。この事実を深刻に受け止め、被害にあった人たちへ謝ります」と真剣なトーンで謝罪した。

彼女は自分のポジションや持っている権力をよく分かっているといい、「これは『エレンの部屋』。私の名前がついてるんだから」と、起こったことへの責任を取ると話した。

またこの数週間、エレンとスタッフは番組や仕事の環境についてたくさん話し合いを重ねてきたそうだ。「必要な変化は起こしました。そして今日、新しいチャプターが始まります」と、これまでとは違った番組となったと話した。

今後について、まだ彼女の番組は「幸せと喜びの場」にできると希望を語ったエレン。「私は今でも、人々が1日に1時間、現実逃避をして笑える人でありたい。毎日人助けをすることを続けて、今回のシーズンがこれまでで一番のものになるようコミットしています」と力強く語った。

人気絶頂から相当イメージダウンをしてしまったエレン。今回のシーズンでファンは戻ってくるだろうか。

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