エレン・デジェネレスが司会を務める人気トーク番組「エレンの部屋」。今年の4月から問題が続いていた同番組だが、今週9月21日にエピソード18の初回が放送され、なんと2016年以来の最高視聴率を記録した。
「エレンの部屋」といえば、2003年から放送され続けている人気トーク番組。しかし、今年の4月にエレンの態度や、番組に対しての批判が相次いだ。これを受け、放送局のワーナー・ブラザーズが内部調査を実施するなど、世間に衝撃を与えていた。
そんな中、放送を迎えたエピソード18。スタジオでは、観客席にスクリーンを設置。リモートで観客は参加した。エレンは「私が好きでこれを見てくれているなら、ありがとう。私を好きじゃないから見ている人、歓迎します」と視聴者へ話しかけ、今年の夏は「最高だった」とジョークを放った。
さらに、この騒動で考えさせられたことや、事実を深刻に受け止めたことなど心境を明かし、謝罪した。
この謝罪に注目が集まったのか、最高視聴率を2016年ぶりに記録したという。25歳から54歳までの視聴者の視聴率は昨年と比べ増加したようだ。
今後について、彼女の番組はまだ「幸せと喜びの場」にできると希望を語ったエレン。「私は今でも、人々が1日に1時間、現実逃避をして笑える人でありたい。毎日人助けをすることを続けて、今回のシーズンがこれまでで一番のものになるようコミットしています」と力強く語った。
彼女らしいジョークを交えながらも、深刻に謝罪したエレン。人々が予想していたよりもはるかに順調な再スタートを切ったようだ。今後の回にも注目が集まる。
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