楽曲「ハバナ」などのヒットで知られる人気歌手のカミラ・カベロが、コロンビア出身の歌手J.バルヴィンのあるメッセージに励まされたことを告白した。
カミラ・カベロといえば、小さいころから極度の緊張や社会不安に苦しんで対処していることを告白しており、また今年5月のメンタルヘルス月間には、WSJ.Magazineにてエッセイを寄稿。「定期的に何度もしつこく来る不安は、私の日々を本当に辛いものにした」と、不安障害とOCDの症状に悩まされていたこと、強迫観念と強迫行為を繰り返してしまうことをつづった。またカミラはセラピーや瞑想、呼吸法など数ヶ月もの時間をかけ、「自己愛(自分はなにがあっても幸せ、愛、喜びに値すると信じること)や自分を大切にすること(自分を責めることをやめること)、自分を発見すること(自分を呼び覚ます)が大切だった」とも書きつづった。
そんなカミラは、同じくラテン系歌手として活躍するJ.バルヴィンのあるメッセージに励まされたという。
9月22日、TIME誌は2020年の「世界で最も影響力のある100人」を発表した。今年選ばれた人物には、過去に選出された人物から個人的に功績を称賛する手紙が送られており、カミラはJ.バルヴィンへ手紙を書いた。
手紙の中でカミラは「私が初めてJ.バルヴィン、またの名をホセに会ったとき、彼の家族、彼を知る友人として、私の家族も私もすでに彼の大ファンでした。私たちは家族のパーティーで『Ginza』や『Ay Vamos』をプレイして、彼はすでに世界中の人々を躍らせていたの。私が彼と一緒に歌ったのは、私のソロアーティストとしての初めての楽曲『Hey Ma』でした。自分のアイドルに会う時はいつも緊張するから、私は本当に興奮してたの」とJ.バルヴィンとの思い出を書きつづった。
またカミラは、J.バルヴィンが2019年9月にメンタルヘルスとの闘いをSNSにつづったことについても触れた。
不安障害を抱えていることを告白した時のJ.バルヴィンの投稿。精神的健康の大切さ、また悩んでいる人は助けを求めることも大事であるとつづっている。↓↓
さらにカミラは「私はもう孤独ではないと感じたから、泣き出してしまったのを覚えています。信じられないことを成し遂げた人でも、まだ弱さがありそしてそれを世界と共有する勇敢さがあることに感動しました。私がみんなに彼について知ってもらいたいことが1つあるとすれば、それはホセ(J.バルヴィン)はいつでも謙虚で、勤勉で、優雅で、つねに感謝し優しい人であるということです」と、第一線で活躍しているJ.バルヴィンでも精神面でのツラさがあり、それを打ち明ける勇気に励まされたことを書きつづった。