今年8月にガンで死亡した、マーベル映画『ブラックパンサー』出演などで知られる俳優のチャドウィック・ボーズマン。彼への追悼をこめ、米ディズニーランドに大きなアートが飾られた。
チャドウィック・ボーズマンは、2016年にステージ3の大腸がんと診断された。しかしその事実は周囲に明かさず、数えきれないほどの手術や化学療法の間に映画の撮影やプレミアイベントなどをこなした。4年間の闘病の末、残念ながら彼は2020年8月28日に43歳で死去した。
TMZによると9月24日、米カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドのダウンタウン・ディズニーにチャドウィックのアートが登場。アーティストのニコラス・スミスがこの絵を描いたという。
ニコラスは自身の投稿にて、チャドウィックを「キング・チャド」と親しみを込めて呼んだ。「心から満たされた瞬間だった。ディズニーのイマジニアとしての最後のプロジェクトは、子供病院と仕事をすること、そしてアベンジャーズの絵をかくことだった」と綴った。
ニコラスが描いた壁画では、小児病院に入院している子供のガン患者と、子供に向かってワカンダのポーズをしているチャドウィックの姿が。二人が向き合い力強くポーズを取る姿が感動的だ。
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チャドウィックは自身もガンと闘病しながら、ガンを患う子供や若者の病院をたびたび訪れ、彼らを勇気づけていたことで知られている。自分が大変な時でも子供たちに希望を与えるという、チャドウィックの人柄が詰まったような壁画となった。
ニコラスはこの投稿に「何百万人もの子供たちへ。ティチャラ(ブラックパンサー)は偉大なる伝説で、彼を演じられるのはチャドウィック以外にはいなかった」と書いている。
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