元アメリカンフットボール選手で俳優のジョン・デヴィッド・ワシントンが、自身が出演したクリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』に関して、ファンの間でささやかれている噂について口を開いた。
8月26日に同作品が公開されて以降、ファンの間ではロバート・パティンソンが演じたキャラクター、ニールの生い立ちに関する考察が繰り広げられているのだ。
ジョン・デヴィッド・ワシントンはこの映画で主人公「名もなき男」を演じており、ロバート・パティンソン演じるニールはこの「名もなき男」を手助けする優秀なエージェントだ。
先日、Esquire誌のインタビューに答えたジョンは、ネット上で二―ルがロシア人武器商人セイターとその妻で絵画鑑定士のキャットの間に生まれた息子「マックス」ではないかという仮説が盛り上がっていることについて、自身の意見を語っている。「ぼくもその仮説、この間読んでね。とっても気に入ったよ!」と語り始めたワシントンは、「本当かどうかはわからないけどね」と続けた。ワシントン曰く、ニールの生い立ちに関する事実は映画の続編ができない限りわからないそうだ。
さらに、「クリストファー・ノーラン監督に聞いてみないとね。でももしかしたら、続編じゃなくてスピンオフみたいなものができるのかも。それはそれでおもしろいね。さあ、どうなるかな」と付け加えた。
ジョンは以前のインタビューで映画の内容について、「まだ把握しきれていない」と語っており、タイムトラベルを駆使した複雑な展開に戸惑っている部分もあったようだ。当時ジョンは「最初に台本を読んだとき、なんとなくだけど理解したような気がしたんだ。でもいざ撮影がすすんでいくと、『ああ、ぜんぜん理解できてないや』って。まだ把握しきれていないんだよ」と語っていた。