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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でルークはなぜ自分のライトセーバーでなく妹レイアのものをレイに渡した? ファンの議論が加熱

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ポスター FILMS/TV SERIES
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ポスター

人気SFシリーズ『スター・ウォーズ』の最終エピソードとなった『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019年)。同作にてルーク・スカイウォーカーは主人公レイに、自身の妹であるレイアのブルーのライトセーバーを与えたのだが、レイアのものではなくルーク本人のセーバーをあげるべきだったのではないかという論議がファンの間でなされている。

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約40年にも渡り続いた“スカイウォーカー家”の物語に終止符を打った『スカイウォーカーの夜明け(EP9)』。女優デイジー・リドリーが演じるレイが、パルパティーンを討ち、シスとジェダイに戦いに終幕をもたらした。

同作では、ルーク・スカイウォーカーの双子の妹であるレイア・オーガナも過去にライトセーバーを使いこなし、過去にジェダイとしてのトレーニングを積んでいたことが明らかになっている。しかしレイアは息子のベン・ソロをダークサイドに導いてしまう恐れがあると感じ、トレーニングをやめたのだ。

EP9でルークがレイと再会した際、ルークは隠していたレイアのライトセーバーを「レイアは君に持ってほしいだろう」と言いレイに託すといったシーンがある。しかしこれについては多くのファンが疑問を抱いているのだ。

ルークはジェダイ・テンプルのある惑星オク=トーに何年も身を隠していたが、オク=トーにレイアのライトセーバーも一緒に持って行ったのにはどこか違和感がある。レイアがルークを何よりも必要としていた時でさえルークはこの惑星で身を隠していたのに、なぜ彼女のセーバーは大切にとっておいたのだろうか。

Screen Rantは、ルークが自身のグリーンのライトセーバーをレイに託していた方が、物語として筋が通ると書いている。ベン・ソロ(カイロ・レン)がオク=トーにあるジェダイ・テンプルを破壊した際に、ルークは自分のライトセーバーを持っていたため、身を隠している際にもこのグリーンのライトセーバーもオク=トーにあった可能性が高い。

また、もしレイが受け取っていたライトセーバーがルークのものであれば、カイロ・レンにとっても素晴らしい物語となり得る。レイが受け取ったライトセーバーを、カイロ・レンも惑星エクセゴルで使いこなすからだ。ベン・ソロがダークサイドに堕ち、カイロ・レンになったきっかけの出来事は過去にルークがベンを自身のライトセーバーで襲ったから。自身を殺そうとしたグリーンのライトセーバーをカイロが持ち、ダークサイドと戦う事で、カイロ・レンはルークを赦しベン・ソロへと戻れば、物語としてもパワフルな理由になり得たかもしれない。

『スカイウォーカーの夜明け』にていったん終幕を迎えたスカイウォーカー家の物語。しかし議論好きなスター・ウォーズ・ファンの間では、今でも様々な意見が出てきている。

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